愛ゆえに愛を捨てた男の日常


by 05le1100

新たなシナリオを作る必要はない

ゼミが始まりました。



先生曰く




「私は教師歴40年近くになりますが、生徒の名前を早く覚えることが自慢です。来週にはもう全員覚えているでしょう。」


とのこと。





なんて良い先生なんだ!!


実習を通して思ったんだが、生徒の名前を覚えて読んであげると驚くほど距離が縮み、生徒が心を開いてくれる。






地味だけどこうした努力が必要だしある意味才能でもあるよね!






そして次の週



教室に入ったらすでに先生がおり、生徒の名前を当てていった。





「君は○○さん。」


「君は○○くん。」


「君は○○くん。」







おぉ、本当に覚えている。




こんな風にできるようになりたいな。



そして先生は俺の顔を見て










「君は高橋くんだよね。」















誰じゃい!!



誰が高橋くんだ!




「違います。」


と答えると、申し訳なさそうに先生は言った。






「ごめんごめん、杉本くんだっけ?先週亀梨に似てるって話した。」












誰じゃい!!!



マジで誰だ






亀梨の話なんて先週してねーし










そもそも杉本くんがこのゼミに存在しねーし








「そうか、違うか。」とさびしそうに先生は言って




教室に入ってくる他の生徒の名前を次々に当て始めました。














諦めんなってマジで











ごめんなさい。なんかさびしい話になってしまいましたね!





でも最後には当ててくれたんですよっ!!








「そうだ、小林くんだ。唯一明学から編入してきたってゆー」












編入生って情報結構インパクトあんだろがい






唯一って言っちゃってるし










やはりここに俺の居場所は無いようでした。
[PR]
by 05le1100 | 2009-04-27 17:08